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つぶやき
毎日の診療での出来事や思いを綴ります。

日本人にみる犬の飼い方
〜いまや雑種は希少価値が高い?!〜
2004年8月15日
昨年度の飼育犬の統計で、初めて純血種が50%を超えました。
そして、入手方法も「購入」が上昇してきました。

いつの頃からか、動物はペットショップで買うのが普通となりました。
私の小さかった頃(30年前)の犬は、ほとんどが雑種で、拾ってきたり、もらってきたりで、純血種は特別に「座敷犬」と呼んでいたように記憶しています(笑)。
そういえば、最近は雑種の仔犬を見なくなりました。
初診で見える方はだいたい、チワワかミニチュワダックスフンドですね。

イラスト
雑種だってちゃーんとした犬です。ブランド犬にはない可愛らしさをもっています。
Illustration:Naoki Katagiri
20年ぐらい前からか、人気犬種という言葉が使われはじめました。
古くはコリー、スピッツ、ポメラニアン、マルチーズ、ヨークシャーテリア、ハスキー、ゴールデンレトリバー、コーギー。そして、ミニチュワダックスフンド、チワワと続いています。

現在の1位はミニチュワダックスフンドです。
各年代の人気犬種はテレビなどのマスコミ主導型になっているようです。
そのため、言葉は悪いのですが、乱造ぎみに繁殖され、遺伝的な疾患がとても増えてきました。テレビで見る動物は愛くるしく、みなさんが欲しくなる気持ちは理解できます。しかし、どうしてみんなと同じものを欲しがるのでしょうか?天邪鬼の私には理解できません(笑)。

日本は豊かになり、ペットの種類がブランド化され、それがステータスの一要因になったといっても過言ではないでしょう。それを示すように、海外から輸入される動物は年間数百万匹にもなります。輸入天国の日本は、動物にとっては輸入地獄なんです。

逆に近年希少価値が高くなってきた雑種と呼ばれる犬たちは、それこそ♪世界に一つだけのonly one♪となっています。純血種が悪いといっているのではありません。どんな犬でも、同じ生き物なのです。飼うからには、責任をもってくださいね。

ところで10年ぐらい前に流行ったハスキーはどこへ行ったのでしょうか?

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