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動物由来感染症
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◆予防方法

細菌学の父といわれたドイツのコッホ博士は、感染症の原則を提唱しました。

(1) 感染部位から感染微生物が検出されなければならない。
(2) その感染微生物は、その病気にだけ認められなければならない。
(3) その感染微生物を、同じ動物に接種した場合、同じ病気を起こさなければならない。
(4) 感染させた動物から同じ微生物が分離されなければならない。

つまり、感染症は微生物が原因で起こり、その症状はその微生物に特徴的で、その微生物を他の同じ種類の動物に接種すると、同じ感染症になり、そこから同じ微生物が証明できるということです。

一番大切なことは感染しないこと、病原体に触れないことです。

その侵入経路を考えてみましょう。

感染の原因で一番多いのは、口から入る感染です。
口から入るためには、病原体が空気中を浮遊してもよいし、飲み水に混入してもいいし、食物の中にあってもいいのです、また、物に付着した病原体をなめてたまたま体の中に入ってしまうことだってあります。
病原体は目に見えないことがほとんどですので、目で確認して口に入れることは出来ません。
食事を介したり、水を介したりする病原体が熱に弱い場合は、煮沸消毒をしたり、高温下で調理をしたりして病原体を死滅させます。疑わしきは口にせずが原則です。

次ぎに多いのは、吸っての感染です。
空気といっしょに病原体を吸い込む、クシャミやセキの飛沫(しぶき)を吸い込むなどです。呼吸器からの感染は、いっぺんに多くの感染を起こすことが出来るので集団発生につながります。また呼吸を止める訳には行かないので、マスクなどの予防を行いますが、完全な方法ではありません。

皮膚を通しての感染もヒトと動物の共通感染症には多くあります。
直接、皮膚を食い破って侵入する寄生虫や、ダニやノミ、蚊などのように吸血性の動物に刺される、別の原因で傷を作って、たまたまその傷口から侵入する病原体などがあります。昆虫類は虫除け剤などを使用して、防御しますし、皮膚を食い破る寄生虫は、長靴を使用するか、手袋を使用するかで防御できます。


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