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    大腸菌O-157

    キーワード 大腸菌、下痢、腎不全
    病原体 大腸菌O-157
    感染動物 ウシ

    [動物の症状] 無症状、下痢

    [ヒトの症状] 腹痛、血便、下痢

    [感染経路] 経口

    [敵を知る]
    O−1571)と呼ばれる大腸菌によって感染し、小さな子供やお年寄りで死に至るような症状を起こします。感染後、下痢から血便になり腎不全に進むと危険な状態になります。
    食中毒として発生が多く、1,000名を越す大規模食中毒として記憶に新しく、同じ食事を取っても子供やお年寄りに症状が重く死亡例もあります。15歳以下が全体の80%を占めています。

    [病原体データ]
    ウシの糞便で汚染された肉で感染し、感染2日から5日で下痢を起こします。
    症状を悪化させるのは、大腸菌O-157から産出されるベロ毒素2)が原因といわれています。 普通の大腸菌よりも感染力が強く、少数の菌量でも感染します。

    [症例]
    ウシでは無症状のことが多く、一見健康に見えます。
    1990年埼玉県の幼稚園で319名の園児が感染し、2名が死亡した事件は、園内の井戸水が原因でしたが、その大腸菌O-157がどこから来たのかは不明です。


    [予防]
    食中毒予防と同じで調理器具の清潔、十分な加熱、調理後の速やかな食事です。

    [治療]
    厚生労働省研究班の手引きに基づく方法(対症療法で悪化の事例があるため)


    (1) O-157 : 大腸菌の抗原の名前で157番目に発見された
    (2) ベロ毒素 : 大腸菌O-157の作り出す毒素
     

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