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ニューカッスル病
【Newcastle disease】 |
| キーワード |
ニワトリ、結膜炎、死亡 |
| 病原体 |
ニューカッスルウイルス |
| 感染動物 |
鳥類全般 |
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| [動物の症状] |
緑色下痢便、呼吸器症状、神経症状、死亡 |
| [ヒトの症状] |
結膜炎、インフルエンザ様疾患、耳下腺炎 |
[敵を知る]
ニューカッスル病は、ニワトリに激しい下痢、肺炎、神経症状を起こす感染症で、死亡率も非常に高く恐れられています。養鶏場などでニューカッスル病が発生すると一度に数万羽のニワトリが死亡するため被害は甚大です。そのため、家畜伝染病予防法に指定され、全国的に監視しています。幸いニワトリにはワクチンが開発され、養鶏場では1羽ずつワクチン接種をしています。
ニューカッスルウイルスがヒトの眼に入り込むと、結膜炎を起こします。感染したニワトリを触った手や服から直接感染します。まれにニューカッスルウイルスがヒトの体内に入り込むと、インフルエンザ様疾患や、耳下腺炎を起こすことがあります。
ニューカッスルウイルスがヒトの眼に入り込むと、結膜炎を起こします。感染したニワトリを触った手や服から直接感染します。まれにニューカッスルウイルスがヒトの体内に入り込むと、インフルエンザ様疾患や、耳下腺炎を起こすことがあります。
なお、鶏肉、卵を介してヒトに感染することはありません。
小学校の生活科の教材として学校飼育動物が飼われるようになりました。ウサギについで多く飼育されているニワトリはワクチン未接種のことが多いです。子供と接触する頻度が高いのでワクチンを接種した方が安全でしょう。
[病原体データ]
ニューカッスルウイルスは、鳥類の多くがかかり、感染した鳥の鼻水、涙、排泄物中にたくさんのウイルスを出します。それにより、他の多くの鳥にこのウイルスを広げていきます。ニワトリの間での感染力は強く、飛沫感染で伝染します。養鶏場ではワクチン接種していますので安心ですが、ペットとして飼われているワクチンを接種していないチャボなどの愛玩鶏は注意が必要で野鳥より感染し、発症し死亡します。
なお、ガチョウやカモなどの水禽類は、このウイルス感染症に対して抵抗性があります。 ヒトでは感染後、1日から2日で結膜炎が起こります。
[症例]
クローン動物やクローン人間などで話題のクローンという概念をはじめて提唱し、1960年のノーベル医学生理学賞を授与された、オーストラリアの免疫学者であるバーネット卿は、1943年、実験中に偶然、それまで鳥類以外に感染しないといわれていたニューカッスルウイルスを眼の中に入れてしまい、世界ではじめてこのウイルスに感染して結膜炎を起こした人物としても名を残しました。
日本においては、愛玩鶏の発生が毎年報告されています。ヒトの感染報告は届出義務がないのでありません。
[予防]
ワクチン接種はニワトリだけでなく、チャボなどの愛玩鶏や子供と接触の多い学校飼育動物のニワトリへも必要です。
鶏舎の消毒
[治療]
ニワトリ : なし
ヒト : 結膜炎の治療のみ
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