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カンピロバクター症
【 Salmonellosis 】 |
| キーワード |
食中毒、ニワトリ、下痢 |
| 病原体 |
カンピロバクター菌 |
| 感染動物 |
イヌ、ネコ、ウシ、ニワトリ |
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[動物の症状] 無症状、下痢(子犬)
[敵を知る]
カンピロバクター菌は、家畜やイヌ、ネコ、ニワトリの腸の中に住みついています。特にニワトリでは感染率が高いと報告があり、この菌によって汚染された鶏肉を、よく加熱しないで食べることによって引き起こされる食中毒菌として知られています。
この菌はまた、仔イヌの下痢症の原因菌にもなります。仔イヌの便からヒトに感染することがありますので、仔イヌの便を処理したあとは、よく手を洗うことが必要です。
[病原体データ]
カンピロバクター菌は、らせん状の菌です。この菌は比較的、弱い菌で乾燥することや常温の空気中では、徐々に死滅していきます。しかし、低温では、長い間生きられることがわかっています。そのため冷蔵保存の食品には注意が必要です。特に鶏肉は感染率が高いので、早目に調理し、十分過熱することが大切です。
カンピロバクター菌は、非常に少量の菌でも、感染し発症することが知られています。感染してから1日〜10日で症状が出現します、普通の食中毒菌に比べて発症までに時間がかかるのが特徴ですので、原因食品がわからなくなってしまっている場合が多いです。
また、水がこの菌で汚染され、集団的に発症することも多いようです。
また、小児ほど症状が強く出るので、修学旅行や合宿などで発生すると1件あたりの発生数が多くなります。
[症例]
Bさんの飼っている子犬(4ヶ月齢、ワクチン接種済み)が下痢をしたので、かかりつけの動物病院で治療を受けました。獣医さんは「軽い下痢だし、ワクチン接種もきちんとやってあるから、たいしたことじゃないでしょう。整腸剤を出しておくから、飲まして様子みてね。しばらくの間はお子さんには世話をさせずに、下痢便の処理はお母さんがお願いしますね。」と言われました。事実、数日後には良くなっていました。
しかし、その一週間後、その子犬をかわいがっている幼稚園生の息子が、ひどい腹痛と発熱で、何回も下痢をしました。病院で調べた結果、カンピロバクター症とわかりました。
息子は抗生物質で直ぐによくなりましたが、お母さんは手洗いの指導をしていなかった自分を反省し、その後は動物との接し方を子供達に話してあげました。
[予防]
動物を触ったら、よく手を洗う。 生肉(特に鶏肉)を保存する際には、他の食品に付かないように容器に入れて保存。 食品は充分に加熱。
[治療]
無処置、抗生物質の投与、輸液
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