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ツツガムシ病【Tsutsugamushi
disease scrubtyphus】 |
| キーワード |
ツツガムシ、ダニ、草むら |
| 病原体 |
ツツガムシ菌 |
| 感染動物 |
ダニ幼虫(ツツガムシ) |
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[動物の症状] 無症状
[敵を知る]
河川にある「ツツガムシ病に注意」という看板を見たことがある人もいるでしょう。春から夏にかけて多く見られ、草むらに生息するツツガムシ(ダニの一種)に刺されてなる病気です。その昔、東北地方に多く見られ、風土病ではないかと言われていた頃もありました。ここ数年では年間500〜700人の患者が北海道、沖縄をのぞく日本全国から報告されています。感染は、草むらなどに限らず、山菜取りに出かけた際、またバーベキューや庭の手入れをしている最中に刺されることもあります。また、毎年数人の死亡例もあり、依然として命を脅かす病気であります。ツツガムシ病は、アジア、特に東南アジアに患者がでています。
初めは、ひどい風邪をひいたような症状に始まりますが、適切な薬を飲めば早く治ります。皮膚の軟らかい、隠れたところに刺し口が認められます。草むらなどにでかけるときには、ダニが吸着しないような服装ででかけ、帰ってから早めにお風呂にはいり体を洗い、着ていた服は部屋に持ちこまないようにするなどの注意が必要です。
[病原体データ]
ツツガムシの幼虫内に生息するツツガムシ菌により、刺された時にヒトは感染します。このツツガムシが生息している場所は、草むらや林の中の土です。ツツガムシの幼虫は、成長過程で一度だけ地表に出てきて、野ネズミなどの組織液を吸います。その後は土壌中で生活しています。
感染して5〜14日程度で、高熱がでて、その後数日で発疹が見られるようになるのが典型例です。皮膚の軟らかいところ、内股、脇の下、下腹部などに刺し口が見られます。幼虫の大きさはせいぜい0.2mm程度なので、吸い付かれても痛みもかゆみもないので、気づかないのが殆どです。発熱、刺し口、発疹はこの病気の特徴で、また、倦怠感、頭痛を訴えます。治療が遅れたり、重症例の場合は、死に至ることがありますので注意が必要です。
[症例]
2001年6月に60歳代の女性が37.6℃の発熱、、右胸部に刺し口、体に発疹があり、つつが虫病を疑いました。患者は5月に市内の山林で山菜採取を行っており、そこでツツガムシの刺咬を受けたものと思われました。大学病院で精査を行ったところつつが虫病と診断されました。
[予防]
ツツガムシに刺されないようにすることが重要です。また発生時期を知り、汚染地域に立ち入らないことも大切です。
[治療]
症状によりツツガムシ病であることがわかった場合、早めに適切な抗菌薬を使用することが大切です。
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