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サルモネラ症
【Salmonellosis】 |
| キーワード |
食中毒、ハ虫類、下痢 |
| 病原体 |
サルモネラ菌 |
| 感染動物 |
ハ虫類(ミドリガメ、イグアナ等)、イヌ、ネコ、ウシ、ブタ、ニワトリ |
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[動物の症状]
無症状、下痢
[敵を知る]
サルモネラ菌は、病原性大腸菌症、腸炎ビブリオと並び3大食中毒症としてよく知られています。1994年以降の厚生労働省の統計では、サルモネラによる食中毒が最も多くなりました、1994年以前は海産魚介類で問題となる腸炎ビブリオが一番でした。
通常はサルモネラ菌により汚染された肉や卵により感染しますが、ニワトリへのサルモネラ・ワクチンが開発されたことから卵からのサルモネラ感染は減少すると思われます。しかし、ワクチン接種はコストがかかることから、すべての産卵鶏に接種するにいたっていません。安全のために接種率が上がることを期待します。
食中毒以外では、健康なハ虫類(ミドリガメ、イグアナ等)の腸内に保菌していることが多いので、カメなどを、飼育することが多い子供へは十分注意が必要です。
特に輸入したての小さなミドリガメは、注意が必要です、無症状のことが多いので動物病院で菌分離を行ってもらい、感染していたら除菌してから飼育する方がよいでしょう。
最近、イグアナも飼育する人が増えました。鳴かない、散歩がいらない、手間がかからない、手ごろな値段という理由からですが、サルモネラ感染症に危険性は表に出てこないので、今後啓蒙が必要となってくるでしょう。
[病原体データ]
サルモネラ菌は環境に広く分布しておりウシ、ブタ、ニワトリなどには10%〜30%、イヌやネコからは3%〜10%、カメで50%〜90%も感染していると報告があります。
また広く河川、下水などの自然界にも広く分布している細菌です。
この菌は、乾燥に強く、土壌中で数年間生存できます。
ヒトに感染すると、8時間から48時間で腹痛、下痢、発熱が起こります、重症になると粘血便を排泄します。免疫力のないヒトが感染すると死亡することもあります。
食中毒として発生報告が主なので、7月〜9月に感染が多いといわれています。
[症例]
1999年アメリカのCDCは幼児へのイグアナからのサルモネラ感染症の危険性を報告しました。イグアナやカメなどの爬虫類はサルモネラ菌の保菌動物として重要視され、特に免疫力の弱い子供や免疫不全の患者は、十分注意するよう指導しています。これら爬虫類に直接触れなくとも、ヒトや物を介して感染する事実から爬虫類の飼育者はサルモネラ菌の検査を行うことが望ましいとしています。
[予防]
ペットを触ったあとは、よく手を洗う。
小さい幼児には、ハ虫類はペットとして適しません。
[治療]
抗生剤投与、輸液 |
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